バイクサンドインプレッション by Akikazu Yamashita

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2015年11月1日にオーストラリアで開催されたNoosa Tri festival(ヌーサトライアスロンフェスティバル)というトライアスロンの大会に出場するために、バイクサンドを利用しました。トライアスロンに出るのは初めてで、いろいろなことをクリアしていかなくてはならないなかで、バイクを飛行機に預けるという不安はもっとも大きいものでした。

トライアスロンは文字通り三つの種目からなるもので、スイムはウエットスーツ、ランはランニングシューズにバイクジャージかトライウエアといったスーツケースに入るものなので、一番大きくて、かさばるものがバイクなのです。もちろん値段も高価です。(THOMPSONというベルギーブランドのカーボンフレームロードバイク)

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オーストラリアのゴールドコーストまでは、Jetstar(ジェットスター)という格安のLCC(ローコストキャリア)便だったので、荷物制限もあり、料金を追加して25kgまで増やし、結局往復7万円ほどのチケットを購入。

出発の一週間前にバイクをバラして、梱包。バイクを入れるのも本当に簡単で、ゴムでくくって固定するので、安心感が違います。かつて、自転車で海外放浪をしたとき、帰国の際にエンドが潰れたことがあったので(カンタス航空)、普通の自転車屋さんでもらう段ボールでは、中で自転車が暴れてしまって、衝撃で壊れるケースがあるということを思い知らされました。それもあって不安だったのかもしれません。

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バイクサンドをABC宅配で、自宅から成田空港まで配送。3240円でした(2015年11月現在)その後、ウエットスーツ、ランニングシューズ、バイクジャージ(orトライウエア)と普段着、身支度品、一眼レフカメラなどを入れたソフトタイプのスーツケースだけを持って、成田空港の第二ターミナルのABC宅配カウンターで受け取り、格安航空会社のカウンターがある第三ターミナルまで800mほど歩きました。

JetstarはLCCなだけにチェックインカウンターにはたった2人しかおらず、長蛇の列ができていました。ちゃんと出発の2時間前に着いていたのに、ギリギリ搭乗になりそうな勢い。出発の3時間前には並んだほう無難です。おまけにカウンターで、初めてビザが必要なことを知らされ、あわててスマホでインターネット申請。その後、バイクサンドに入れた自転車は大型荷物だからそこまでセルフで持って行けと、裏手まで歩いて持って行きました。そこでバイクサンドを寝かせてもいいか?と聞かれたので、「No」と答えるも、縦では入らないから寝かせる可能性があるの一点張り。「もし、縦積みを希望なら、Jetstarカウンターで聞いてみて」とたらい回しにさせられました。

そして、再度しばらく並んだあと、スタッフに聞いても、携帯電話でどこかに電話したあと、「無理です」と。もう出発時間が迫っていたので、あとは祈るばかりで、バイクサンドを預けることになりました。

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およそ8時間半、深夜便だったのと、たらい回しにされたための疲労困憊から、あっという間に深い眠りに入り、気がついたらオーストラリアのゴールドコーストの空港に到着。そこから、日産のデュアリスに積載。後ろの席を倒せばバイクサンドも難なく入りました。空港からNoosa(ヌーサ)までおよそ3時間半。ゴールドコーストからは300kmほど離れているところが会場です。現地は、もうお祭り騒ぎの混雑ぶりで、オーストラリア中から、また海外から(主にヨーロッパ)の参加者も来ていたようで、駐車場はどこも満車。いったん車を停めて、その横で、バイクサンドを下ろし、恐る恐る開けました。

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すると、ビックリです!行きに自宅で梱包した、まったくそのまんま、中で動くこともなく、フレームに傷一つ付いていない状態で、そこにバイクが収まっていました。ホイールもしっかり固定。サドルとシートポストも外さずに、サドルの後ろに付いているボトルケージ2つもそのまま動くことなく。組み上げるのは簡単なので、すぐにバイクを用意し、デポジットまで自走。おかげさまでトライアスロンも無事に完走できました。

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帰りの梱包は、慣れていたので、あっという間。ディレーラーも一緒にゴムでくくるやり方にしたら、テープが無いときでもOK。帰りの飛行機も安心して乗ることができました。海外レースとなると不安要素がいっぱいありますが、バイクサンドなら本当に安心して挑めると思いました。


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